法定12ヶ月点検とは

クルマを買ったら1年に1度は国の定めた基準による点検を受けることが必要です。点検を受けなくても罰則はありませんが、例えばディーラーで新車を購入し「新車保証3年」をつけていた場合、1年点検を受けないと新車保証は継承されないケースが多いです。またハガキを無視して結局点検を受けずに期限を過ぎてしまった場合でも基本的には2ヶ月後までが期限です(保証書にもそう書いてあります)。

定期点検の実施スケジュール

定期点検の実施スケジュール

 

車検のない年は12ヶ月点検やれってこと だから、これは実質1年に1回は点検しろよ! って言ってるんじゃな!

法定1年点検(法定12ヶ月点検)の検査26項目

12か月点検では「走る・曲がる・止まる」という基本性能を保証するために、足廻りや下廻りの入念な点検整備(分解整備)も行います。故障が発生する前の予防治療が安心してお乗りいただくためのポイントです。そでは実際どのような項目を点検しているのか確かめてみましょう。

点検箇所 点検項目
ハンドル回り

パワーステアリング装置 取り付けのゆるみ、損傷、油汚れ及び油量
ブレーキ回り

ブレーキペダル 1 遊び及び踏み込んだときの床板とのすき間
2 ブレーキのきき具合
パーキングブレーキ 1 引きしろ(ふみしろ)
2 ブレーキのきき具合
ホースパイプ 漏れ、損傷、取り付け状態
マスターシリンダ/ホイルシリンダ/ディスクキャリパ 液漏れ
ブレーキディスク、ブレーキパッド 1 ディスクとパッドのすき間
2パッドの摩耗
ブレーキドラム、ブレーキシュー 1 ドラムとライニングのすき間
2 シューの摺動部分とライニングの摩耗
 タイヤ、足回り

 タイヤ タイヤの状態(空気圧、溝の深さ、異常な磨耗)
 ホイール ナットとボルトのゆるみ
 動力伝達装置

 クラッチ クラッチペダルの遊び、切れたときの床板とのすき間
プロペラシャフト、ドライブシャフト  連結部のゆるみ
トランスミッション、トランスファ  オイルの漏れ、量
 電気装置

 点火装置 1 点火時期
2 ディストリビュータのキャップの状態
3 スパークプラグの状態
 バッテリー、電気配線 バッテリーターミナル部のゆるみ、腐食
 エンジン回り

エンジン本体(排気ガス、測定等) 1 排気ガスの状態(排気ガスの色/CO、HCの濃度)
2 エアクリーナーエレメントの状態(汚れ、詰まり、損傷)
 エンジンオイル オイルの漏れ
 冷却装置 1 冷却水の漏れ
2 ファンベルトのゆるみ、損傷
 排気ガス防止装置

定期点検をサボることによっての不具合の例

 エキゾーストパイプ、マフラー 取り付けのゆるみ、損傷

 

まとめ

いかがでしたか?

12ヶ月点検は、「安全」はもちろんのこと「保証」や「費用(壊れてからだと高くつく)」の面でも大切なことですね。

整備をする側もしっかりと整備をおこない事故のない社会を作れたらと思います。

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